へぼへぼ大場より急場




@へぼへぼ講座ながら、まずは真面目に石の打ち方のポイントをご紹介しましょう。

競り合いの場面でも、つい大場に目を取られて手を抜いてしまうことがありますね。
その結果、序盤から相手に押し捲られ、おもしろくない碁になってしまった経験はございませんか。
大場より急場へ打つ事をお勧めします!

白12と左辺を守ったところ、さて次の黒の一手は決まっています。ここで大場に目が行くき打ってしまうと、たちまち黒4子が責められ面白くない碁になってしまいます。
13の押しの一手。これで立場逆転です。ここで「しおじ」のポイント。「競り合いの場面では、石が外へ周った方が勝ち」ですね。
 
白、18まで。頭を出すのが精一杯。といえど、この手も大切で、黒15と17を分断していますし、遠まわしに黒6子にプレッシャーを与えています。また、上辺で目を作って治まろうとすると、逆に黒から18を打たれ、中央から右辺にかけて黒の厚みが相当なものになってしまいます。また、右上隅の黒に寄りつくと、お楽しみの3−3付近入りの味も消してしまいます。碁は一手一手、他の石との絡みがあり、考えて打つと上達も早いでしょう。以上、大場より急場が大切でした。




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