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武庫川渓谷を沿う様に走っていた
福知山線、生瀬ー武田尾ー道場間。
1986年、複線電化に伴い、
新ルートに切り替わった。
それは、渓谷を殆ど見られない
長大トンネル続きの路線。
ご覧の様に、深い谷を縫って
走っていた路線と云うのが
お解りであろう。
生瀬ー武田尾間の真中あたりは
ハイキングコースとしてまったく
整備がされておらず、自己責任
において入ってもいいよという具合。
冒険心のソソル旅って感じですね。
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川の方に目を向けると、大きな岩が
ゴロゴロ。対岸は、水に侵食された
であろう崖となっている。
私は、水の音や流れの景色を見て
いると、飽きることなく時を忘れて
いられるんですね。
日が暮れたら怖いんで(いのししが
でそう)、先へ進まなければ! |
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この区間、トンネルの多いこと!
しかも、殆どのトンネルが明治32年
あたり に作られたもの。
内部は明かりがゼロ。
本当の真っ暗を体験できる。
懐中電灯持参が賢明ですね。
内部は、石炭、軽重油の煤がこびり
付いている様子。
レールは無いものの、すぐにでも
列車が汽笛一声走ってきそうな
雰囲気がしましたね。 |
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こちらが武庫川第二橋梁。
切立った 山の中、渓谷によくもこの
大トラス橋を建設したなと。
急流を考え、川の中ほどに橋脚を
置くことが出来なかったのだろう。
川原より、枕木を塞ぐ形で枝が伸び
月日の流れを感じるね。
来年で廃線20年か。 |
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鉄橋中央部からの眺望!
これは高い!
点検は殆どされていない だろう鉄橋
だが、重厚感があり安心して渡る事
ができました。
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JR福知山線、武田尾か生瀬駅下車
両駅より各々1km程は整備された
ハイキングコースとなっています。
中程の4〜5km(左鉄橋含む)は
立ち入りは自由ですが、整備された
道でないため、JR西日本も責任負
えずのたて看板あり。万一の事故は
自己責任となります。ご注意を! |